こんにちは。
今日もこの時間がやってきましたね。
何を書きましょうかねって、今日はウェーブ4アドベンチャー#3──フリーフロー12と決めていたわけですが。
では、さっそく書いていきましょう。

ヘミシンク音とともに無限に続くかと思われた暗闇は開けて木漏れ日広がる森の中でした。

森の中

自然が多いですね。街中より自然の心象風景が多いです。
で、小鳥さえずる木々に目を向けて、木々の合間に目を凝らすと赤い服、黒髪の女性が。
特に構わずに私が森を見つめているとアニマと思しき女性は言います。

「何で俺はここにいるのかな?」
「いるからいるんじゃないの?」

で、以前の宿題を私は思い出します。
この際、問うてみることにしました。応えてくれるかどうかは別ですが。

「どうして人間っていると思う?」
「冴えない質問ね。いるからいるんじゃないの?」
「どうして俺はいるんだろう?」
「それは必要とされていたからじゃないの?」
「誰から?」
「さぁ?」
「矛盾してない?」
「してない。理由があるからあなたはいるのよ」
「理由って?」
「そのうちわかるんじゃないの?」

適当にはぐらかされたような気がしますが、禅問答になりそうな気がしたのでこのあたりで切り上げる事にしました。

「そんなことより、先に行きましょ。森を抜けた先にいい場所があるのよ。あなた、ひどい顔をしているわ」

などと言われる始末。
言われた先に花畑がありました。黄色い花の咲き乱れる山間です。

花畑

そんな丘の上には天をも突く尖塔、白銀に輝くオベリスクが。

オベリスク


「これはなに?」
「知らない。でも元気が出ると思うわ」
「元気が出る?」
「エナージー・フード。学んだ技を使っていかないと忘れるわよ?」
「ああ、なるほど」


と手を輝くオベリスクにかざしてみます。
よく見ると白い粒子がオベリスクの表面に、内部に集まっているのがわかります。
気づけばアニマも俺と同じ格好をしています。両手をオベリスクに向けて差し出しているのです。

「少し味見させていただきましょう。ちょっとだけお裾分けを頂くの」
「そうだね」


と、二人で意識を両手の先に集中。手が熱を帯びるます。その熱を体全体に行きわたらせて……。

「どう? 少しは気が楽になった……って、泣いてるの?」

アニマが意外そうな顔をします。
と、言われて片目から涙が落ちているのを知る私でした。
泣いていたのですね、久しぶりに。

「やっぱり疲れてたのね、あなた」


目の前には白銀に輝くオベリスクです。よく見ると表面には謎の象形文字が刻まれています。エジプトの何かに似ている気もしましたが、きっと気のせいでしょう。

アニマに呆れられ、食事も済み、別れの時間が来るのでした。

「元気になった?」
「ちょっぴりね」


アニマの口元に浮かぶ薄い微笑みを見つつお別れです。

不思議といえば不思議な体験。オベリスク。謎の人工構造物は珍しいと思います。

ではまた。

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